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大学の春休みを利用しドイツに行ってきました

2020年3月21日(土) / オルガニスト・インターンシップ

こんにちは。オルガニスト・インターンシップ第18期生の東方理紗です。新型コロナウィルスが大流行し、不安な日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、大学の春休みを利用して2月中ドイツに行っておりました。
今回のブログでは、ドイツでの出来事をいくつかご紹介したいと思います!

この旅行では、大学の後輩やドイツに留学中の先輩方と5人でライプツィヒにアパートを借りて過ごしました。みんなで食事を作ったり、夜まで楽しくおしゃべりをしたり、様々なオルガンを見たり聴いたり弾いたり、観光などもできてとても楽しく有意義な時間を過ごしました。

まず最初にご紹介するのは、バッハが活躍していた教会として有名な聖トーマス教会。

1 バッハ立像 320×426.jpg

教会の前には大きなバッハ像がありました。
教会の中に入ってみると...!
2 聖トーマス教会 聖堂 320×328.jpg

この日は、朝の礼拝があったので、参加してオルガンの音色を聴くことができました!この会堂全体にに響く合唱やオルガンの音がとても心地よく、うっとりしました。

主祭壇の前にはバッハのお墓もありました。
3 バッハ tomb 320×426.jpg

バッハはこの聖トーマス教会で音楽監督を27年間務め、彼の残した多くの教会音楽がこの教会の礼拝で用いられたと言われています。バッハ像やお墓の他にも、ステンドグラスにはバッハの肖像画が施されていたり、教会の近くにはバッハ博物館もあり、至る所にバッハを発見しました!


次に、聖ニコライ教会に行きました。この教会はライプツィヒ市内最大規模を誇る教会です。
4 聖ニコライ教会 聖堂 320×426.jpg

ラッキーなことに、ここでも礼拝に参加させて頂き、オルガンを聴くことができました!写真では柱でパイプの両端が隠れてしまっていますが、とても大きい立派なオルガンでした。
なんと礼拝後にオルガンを少しだけ見せてもらうことができました!

↓このようなコンソール(手鍵盤・足鍵盤・ストップを含む演奏者が操作をする部分)でした。
5 聖ニコライ教会 コンソール 320×218.jpg

5段の手鍵盤と足鍵盤があり、パイプの数は6800本を超えるそうです。とても近代的なデザインのコンソールです。


ここまでは、オルガンを見聴きしたレポートでしたが、今回の旅行では、バッハやリストが弾いたオルガンを実際に弾かせて頂くことができました!

まずは、エアフルト(ザクセン州の隣、テューリンゲン州にある州都で、ドイツのほぼ中央にあります。)の聖十字架教会です。
6 聖十字架教会 聖堂オルガン 320×426.jpg

ここでは、教会のオルガニストの方にアドバイスを頂きながら何通りかの音を試すことができました。私はここでバッハの前奏曲とフーガ ト長調 BWV541、前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545を弾いてみました♪
このオルガンはバッハが体験したであろう響きを現在まで残す非常に貴重で美しい楽器です。このオルガンを弾くことで当時の響きを知ることができるとのことでした。
7 聖十字架協会 オルガン近影 320×239.jpg

パイプを近くから撮ってみました!とても美しい装飾とともにパイプが並んでおり見た目もとても荘厳でした。


そして次の日は、ライプツィヒから30㎞ほど西にあるメルゼブルク大聖堂に行きました!
8 メルゼブルク大聖堂 聖堂オルガン 320×426.jpg

このオルガンは、リストが当時弾いたオルガンで、彼はこのオルガンのために曲を書いています。今回は、このオルガンで弾くことを想定して書かれたリストの作品を弾いてみました!
9 メルゼブルク大聖堂 オルガン演奏・東方さん 320×205.jpg

両脇にたくさんのストップがありますが、ここにはコンビネーション(音を記憶させるための装置)がなかったので、全て手で操作をしなければなりませんでした。ここでリストの《コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ》という約30分の曲を弾いてみましたが、先輩方がなんとその場で音を考えて操作して下さり、最後まで弾くことができました...!

このオルガンは複数の鍵盤を連結すると、驚くほど鍵盤が重くなりました...。それに加えて寒くて鍵盤まで冷たかったので手が凍りそうでカチカチになってしまいました(^^;;

10 メルゼブルク大聖堂 オルガン近影 320×426.jpg

ですが、ストップの種類が豊富で、様々な音の可能性を試すことができる素晴らしいオルガンでした!


そして、最後はライプツィヒから45㎞ほど南にあるアルテンブルク城教会に行きました。
11 アルテンブルク城教会 オルガン近影 320×426.jpg

この教会は、オルガンが席から見て左側にあります。
オルガン以外にも、聖堂内が煌びやかな内装でとても素敵でした。
12 アルテンブルク城教会 オルガンと聖堂内 320×426.jpg

オルガンの演奏台からの眺めです。
13 アルテンブルク城教会 オルガンからの聖堂内眺め 320×426.jpg

美しい装飾品と蝋燭のようなライトが相まってとても綺麗です!

このオルガンは、2段の手鍵盤と足鍵盤、37ストップの中部ドイツバロック時代を代表する楽器です。このオルガンの初めての演奏会で演奏をしたのがバッハだったそうです。
ということでここでもバッハの曲をいくつか弾いてみました♪
14 アルテンブルク城教会 コンソール 320×239.jpg
↑オルガンのコンソールです。このような様々な音色を持つ楽器を目の前にするとどの音を使うべきか悩んでしまいますが、色々試すことができて勉強になりました。
また、この写真をよくご覧になると分かると思うのですが、鍵盤の両端の木の部分には顔の彫刻が...!

このオルガンで、バッハの時代の響きを存分に楽しむことができた気がします(o^^o)


オルガン見学・試奏はここまでですが、帰る日にはドイツの国境を越えてすぐ近くにある、オーストリアのザルツブルクの観光もできました。

ザルツブルクはモーツァルトの街ということで、モーツァルトの像がありました!
14 ザルツブルク モーツァルト立像 480×359.jpg


また、オーストリアの名物ザッハトルテを食べたかったのですが、飛行機の時間を気にしながらの大急ぎの観光だったので、お土産に買って帰りました!
日本に帰ってきてから、ドイツで買った紅茶と一緒にゆっくりと頂きました♪とても美味しかったです(o^^o)
16 ザッハトルテと紅茶 320×219.jpg


新型コロナウィルスの影響がどんどん拡大し、海外へ行くのがとても不安な時期となりました。
皆様もくれぐれもお身体には気をつけて下さい...。


また、前回のブログでお知らせさせて頂いた、北とぴあでのオルガン演奏会が、コロナウィルスの影響で中止となりました。
ご予定下さっていましたら、申し訳ありません。


長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!


オルガニスト・インターンシップ第18期生 東方理紗




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