横浜みなとみらいホール Official BLOG

2020年を振り返る

2020年12月29日(火) / レポート

 早いものでもう年の瀬、2020年は色々な意味で忘れられない年となりました。新型コロナウイルス感染症が猛威を奮い、街を行き交う人は全員マスク着用、屋内に入ればアルコール消毒と検温、場所を問わずソーシャルディスタンス確保の励行など、1年前には誰も想像しなかった光景がすっかり定着しています。

 当館でも今年の2月に入ってから主催するコンサートはもちろん、お客様のホールのご利用も中止や延期が相次ぎ、音楽練習室は2月末から休室することになりました。そして4月に発令された緊急事態宣言を受けて、4月初旬から5月末まで全館臨時休館に。これは1998年の開館以来、初めてのことでした。

 6月からホール利用とチケットセンターの業務を再開しましたが、ウイルス蔓延前とは状況が全く異なり、安心安全にご利用いただくために、ホールに関わるスタッフ全員が感染症対策に奔走する日々を過ごしました。ようやく公演が開催されたのは小ホールでは69日、大ホールは75日、そしてホール主催事業に至っては714日でした。3~4か月もの間お目にかかれなかったお客様を、再びお迎えしてコンサートが再開できた時は、胸がジーンとする特別な瞬間でした。


ソーシャルディスタンス.jpegホールの感染症対策を知らせる取り組みとしてホールマスコットの"みなトラ"くんと写真を撮影し、お客様にご案内しました。


01.jpg6月9日小ホール再開時、レセプショニストもフェイスシールドとマスク着用の上で職務に就きました。


DSC06975.JPG7月5日大ホール再開公演(「石田組」神奈川芸術協会主催)


 また、この状況だからこそ当館では新しい取り組みにも挑戦いたしました

①横浜市バーチャル版フェスティバル事業「横浜WEBステージ」
 新型コロナウイルス感染症の影響で活動の場が減少してしまったアーティストを支援するWEB上のフェスティバルとして、今年の91日にスタートさせました。ドローンや小型広角カメラなど、最新テクノロジーと音楽の融合で、これまでにない新しいコンテンツを多数制作。無料でご覧いただけるコンテンツ数は120以上、総再生回数は200万回を超え、多くの方にご体験いただいているフェスティバルとなりました。こちらは2021227日まで開催。コンテンツやフェスティバル詳細については、こちらをご覧ください。
https://yokohamawebstage.jp/



アニメ「鬼滅の刃」より《紅蓮華》(ドローンや小型広角カメラなど、通常は見られない視点から演奏をお楽しみいただけます。)



②オルガン1ドルat home
 横浜みなとみらいホールが誇る国内最大級のパイプオルガン"ルーシー"。そのルーシーの音色が楽しめる、当館名物「1ドルオルガン・コンサート」をお家でも楽しんでいただければ、と6月より全5回シリーズでお届けしました。パイプオルガンの演奏はもちろん、横浜の街の魅力についてもホールオルガニスト三浦はつみのナビゲートでご紹介しています。https://mmh.yafjp.org/mmh/recommend/2020/10/athome-2020102.php

第一回の動画


③とっておきアーカイブシリーズ
 これまでホールが行ってきたコンサートの名演奏をスライドショーとともに振り返る、「とっておきアーカイブシリーズ」を6月から配信スタート。当館オリジナル企画の演奏会を多くの皆様に聴いていただける機会となりました。近く第5弾がアップとなる予定です。https://mmh.yafjp.org/mmh/recommend/2020/06/post-326.php

第一回の動画

④「2つの第九」公演 アーカイブ配信
 ベートーヴェン生誕250周年を記念して、ホールでは「2つの第九」と題し、ピアノ1台による第九、そして古楽器による第九の二公演を今秋に開催しました。圧倒的な人気を誇る第九を、いつもとは一味違った響きで皆様にお楽しみいただけたのではないでしょうか。現在その2公演をアーカイブ配信中。「当日行きたかったけど行けなかったので聞けて嬉しい!」、「あの演奏をもう一度聴けるなんて!」などありがたいメッセージも頂戴しております。有料配信の詳細はこちらからご確認ください。
10月6日開催「ピアノ第九」(配信期間12/30-1/5まで)
https://mmh.yafjp.org/mmh/topics/2020/12/105123015.php
11月10日開催「ピリオド楽器オーケストラ第九」(配信中-1/16まで)
https://mmh.yafjp.org/mmh/topics/2020/11/1110.php

 ホールの人数制限や外出自粛の流れもあり、直接コンサートにお越しになることが難しくなった方もいらっしゃる中で、鑑賞方法の多様性も急速に拡大してまいりました。当館からも、このような新たな取り組みで音楽と触れあえる機会を少しでも皆様にお届けできれば幸いです。




 また、横浜みなとみらいホールは来年2021年11日より、大規模修繕工事に伴い110か月の長期休館となります。

 休館前最終日を飾るのは、毎年恒例となっている大晦日の「ジルヴェスターコンサート」です。交通状況も鑑み例年より時間を繰り上げるほか、入場者数を定員の半分以下にするなど、感染症対策を十分に行って開催いたします。また、開館よりホールオルガニストとして従事してきた三浦はつみもこの公演をもってホールオルガニストを卒業。サン=サーンス《交響曲第3番オルガン付き》を演奏します。

 すでにご来場いただくためのチケットは完売となっておりますが、ご自宅で新年を迎える方や遠方にお住まいの方にも当ホール休館前最後となるこちらの公演をお楽しみいただきたく、有料ライブ配信が決定!公演詳細やライブ配信のチケット購入についてはこちらをご覧ください。https://mmh.yafjp.org/mmh/recommend/2020/12/2020-3.php

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昨年のジルヴェスターコンサートより

 
 新型コロナウイルス感染症に見舞われた2020年でしたが、まだまだ終わりが見えない日々が続いています。一日でも早くこの事態が収束し、リニューアルしたこのホールでまた皆様とお会いできることを、心より願っております。

 どうぞ良いお年をお迎えください。




横浜みなとみらいホール広報チーム

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